FIAT PANDA 4x4

フィアット・パンダ 4x4 1986

日本だけでなく多くの国で愛される141型のフィアット・パンダ。今回の商品はその最初期型の四輪駆動モデルです。
オフロード走行などタフな使われ方がするケースの多い四輪駆動モデルですが、極めて良好な状態を保った一台。

日本でもよくみかけるデザインですが、よーく目をこらしてみてください。三角窓がついていたり、ツートンになったウエストライン下の塗装パターンなど、何かと違いがあります。
これこそが初期型ならではの特徴で、かのジョルジェット・ジウジアーロ氏のオリジナルのデザインが随所に光る一台です。
ヘビーデューティユースを見越した、ブラックのビニール製インテリアですが、テキスタイルデザインなどはさすがのイタリアンモダン。
そして、初期型パンダ名物のハンモック型リアシートで多彩なアレンジが楽しめます。

ところでこの4x4のリアのバッヂには「Styer Puch」という見慣れない表記がありますが、これは、現在巷で大人気のMercedes Benz Gクラスを1979年からメルセデス・ベンツと共同で開発した、オーストリアのSteyr-Daimler-Puch(シュタイア・ダイムラー・プフ)社のロゴです。
2014年以降はMAGNA(マグナ)と名を変えた彼らは、最新のハイパフォーマンスEVや、上の写真のように戦車なども実質的な製作を担う巨大企業。今ではかれらの技術なくしては高性能車が創ることが出来なとまで言われるほどの集団。そんな彼らと共同で製作したのがこのパンダです。
(最後の写真は彼らが生産する装甲兵員輸送車パンデュール)

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