#004 FIAT 131 ABARTH 22-AUG,2024
ちょいと時間があいてしまった131 ABARTH Rally のダッシュボード再生作業。
ようやくという感じですが、実物をオーナーさんとともに日南さんに見に行ってきました。
(下の画像をクリックすると製作の模様がYoutubeで見られます。)
株式会社日南さんは、世界中のメーカーさんを相手にされている大手中の大手ですから当然なのですが、ウチなんざが言うのはおこがましいにもほどがありますが、やっぱり普通のレストアというレベルを超えたものづくりをしてくださっています。
一応最終サンプルとはいういものの、おそらく本物よりもキレイにできているのは間違いなく、50年近く前の実車とのマッチングが実装に向けてのポイントとなるかと思われます。
131ABARTH Rallyは1976年から3年間で400台が作られた競技のためのホモロゲーションモデル。
3度のコンストラクターズチャンピオン、2度のドライバーズチャンピオンを生み出し、46回もの表彰台を記録した名車です。
市販モデルである「ストラダーレ」は、ドアパネルがアルミだったり、シートがスペシャルだったりしますが、ダッシュパネルはベース車両の131ミラフィオーリのものをそのまま使用しています。ならば、中古でたくさんパーツが...。なんて考えそうなのですが、イタリアではほとんど現存していないのです。
オーナー様も様々なコネクションを使い、中古のダッシュ入手にご尽力されていたようなのですが...。
なんといってもいわゆるタクシーにもなるような普通の乗用車だった131。さすがに程度の良い中古品は手に入らずじまい。
そこで今回の再生プロジェクトと相成ったわけです。
晴れて実物とご対面となったオーナー様ですが、結果は大満足。
動画をご覧になると分かりますが、本来オリジナルは樹脂の一体成型のスタイルですが、今回はPV製の表皮を貼る形で対応する予定。
そうなると、どこまで実車に近いテクスチャのシートがあるかがポイントになってきますが...。
造形に関しては完璧。
あとは、使用するオリジナルパーツとのマッチングをして最終仕上げに向かっていく予定です。
まあ、いずれにせよ「涼しくなってから」作業を進めます。
ということで、実車装着の際はまたレポートしたいと思います。
今回のケースのようにインテリアの主要部品を再生というおお仕事だけではなく、500やパンダなど日本でもたくさん生息しているクルマたちのドレスアップパーツの企画も進めていますので、また折を見てご紹介したいと思います。
今度はカーマニアのためのパーツではなく、ふつうにクルマと生活するための「アイデア商品」的な立ち位置でご提案できるかと。
ぜひお楽しみに!